<日本語訳>
疲れ知らずのクリエーター、平野
帽子フェスティバルに参加して15年になる日本人クリエーター、平野徳太郎は、今回さらに深くフェスティバルに関わっていく。というは、彼の展覧会がレコレットにて開かれるからだ。
2000年に、彼の妻と彼の息子(大)が彼の代理としてフェスティバルに参加した。大は彼の母や、父の生徒が賞を受賞したさい、トロフィーを受け取るために舞台に上がった際、いつもうれしさを隠しきれない様子であった。平野一家はコサッドのこうした賞には慣れっこであった。今回のゲストとして平野徳太郎ほどふさわしい人物はいなかったであろう。というのは、彼は日本における最初のコサッド帽子産業大使であるのだから。
「コサッドの帽子フェスティバルのおかげで、私たちは様々な国の人たちと出会うことができました。そしてこのフェスティバルは私たちの技術や作品を広める機会ともなりました。今では、世界のメディアが私たちに注目しています」と平野徳太郎は語る。彼は同時にコサッドの若い世代が情熱的に成功と繁栄に向かって頑張ってほしいと願っていた。
帽子コンクール
この何週間かで200個ほどの帽子がインターナショナル帽子コンクールのためにコサッドに集まってきた。コンクールの結果は土曜日に発表される。すべての帽子が選ばれるのではなく、審査員が認めた帽子のみがショーに参加する。そのことがショーのレベルをより高いものとするだろう。様々な賞が用意されており、主な賞は以下のとおりである:優秀賞、ウールフェルト帽部門、フェルト帽部門、舞台帽子部門、サンキャトリーヌ部門、アマチュア部門、麦わら帽部門、ジュニア部門、2014年の新規部門として紳士帽部門がもうけられた。また観客による人気投票による観客賞も準備されている。
土曜日のファッションショーの前に行われる、「ワンちゃんとご主人さまのショー」もお忘れなく。 |