フランス リヨン帽子美術館インタビュー 1

2009年2月2日
1月27日リヨンよりインタビュー掲載の新聞が届く。
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2008.12.24 Le Progrés-Chazelles-sur-Lyon
「日本への視察」は今年末まで
<平野徳太郎:帽子教室を開くことで帽子製作技術を継承(キャプション)>
帽子博物館は、日仏修好150周年を記念して、フランスのリヨン市にあるギャラリー・レガール・シュッドによって催された第二回ビエンナーレに参加した。
12月31日まで行われている平野徳太郎・紀子夫妻と竹口まゆみの作品の展覧会は一見の価値がある。12月19日、平野徳太郎氏は、シャゼルの帽子博物館を表敬訪問した。彼は、京都にある彼のアトリエで帽子の製作技術を教えているデザイナーだ。
彼の得意とするところのものはスパルトリーを使った帽子製作である。型を作り、縁取りし、覆い、飾るそうした帽子作りの作業が、この素材とともに行われていく。この技術はもはやフランスには存在しない。
素材と色の芸術家、平野徳太郎の手による作品は、現代的かつ模範的なものである。